bona voyage

スイーツプランナー山口真理の
おいしいで笑顔をつくる旅綴り
ボナ・ボヤージュ

小麦畑で思うこと。

美味しい旅の途中(裏) | update_

夏なのに黄金色。いわゆる麦秋。
不思議な光景にも感じる時期。でも農家さんにとっては、この収穫時期をとても真剣に検討して収穫にとりかかります。
この時期は梅雨時期なため、麦が水を含めないようにするためには、晴れの日に素早く収穫する。これを計算して急ピッチでとか、少しおやすみしてとタイミングをうまく計ります。
この日は、八女の「田中製粉」の田中さんと麦の収穫を追いました。
こんな時間をとることは私にって、スイーツをつくる前提として心を入れるためにとても大切なことです。

そして、この日はなんと!晴れ!!(笑)
晴れどころか蒸し暑くもあり、汗だくでの取材と撮影でした。
私のモットーとして、日々作物の収穫時期でなくても伺える時は生産者さんとお話をして気持ちも感じる。そして収穫時期には、今までの話を踏まえて素材をスイーツに一番ベストな状態で表現する。
私のスイーツつくりは(メニュープランニングではない独自のレシピ作成)
何を作ろうから始めるのではなく、素材がまずはあってのその後の生かすスイーツを検討する。組み立てからが基本形とは違います。
このスイーツの作る意義を唱えることにより、スイーツを作る観点を素直にとらえることが出来ます。
その中で、小麦はお菓子では使う頻度は高い。
おいしさに換算すれば断然小麦で、代用という言葉は私は必要ないかな。

前回の素材は、うきは市のトマト生産者の「まっか農園」の石井さんですが、今回の「田中製粉」の田中さんとは麦つながりでご縁があるのです。
石井さんはトマトの栽培以外で、この麦もうきは市で作られています。
その麦を収穫してその一部は田中さんの工場で製粉されているのです。
私も意外なところのつながりにびっくりしたのでした。
でもこんな風に作物を作る→製粉する→表現する→食べる
このバランスがよい関係であると、お互いが向上します。
でもほんとに私からみるとふしぎーーな関係に見えます。

そして、道路の真ん中で私が石井さんに差し入れをしたトマトのデザートをみんなで食べるというのもあり(笑)
麦も知れて、トマトも味わい。ホントのホントに交流会でもありました。
「生産者さんのつながり」面白いですね。

また来年麦畑をみんなで眺めたいです!

トマトのスイーツはありですか?笑

美味しい旅の途中(裏) | update_

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Bonavoyage主人公の山口真理です。美味しい旅の中(裏)として、本音と裏話のお話し編です。
今回は、まっか農園・石井さんのトマトをスイーツに。
野菜スイーツという分類になるのですが、私の中では野菜と思えないのが石井さんのトマト。
とその前に私の中では、野菜スイーツと分類するのでなく、トマトでもセロリでも鶏肉でも、、
スイーツに出来ない!と考えることがナンセンスだと思う部分があります。
トマトはスイーツに出来ない~!
この考えを取り除くことでトマトを仲間にすることができた。
今ではまっか農園という部分も石井さんという部分ももちろんミディトマトとも美味しい関係。
このトマトを口にすることがない年は今ではあり得ない!
それは私にとって、うれしい悲鳴的なものなのです。
今までこのミディトマトでたくさんのレシピが生まれました。
クレイジースイーツと言われるものから心にも体にも優しいスイーツまで。
どのレシピも石井さんのミディトマトでないと美味しくできない!
スペシャルなスイーツばかりが出来ています。
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それくらいこのトマトが美味しい!という証拠です。
はなまるをあげたい!表彰したい! 神棚にお供えしたい!そんなトマトです(笑)
オーバーリアクションですが私はこのミディトマトの大ファンなのです!

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JOURNALでもお話をしていますが、今回は石井さんへ「ミキサーを持っていきますから~♬」と
意味のわからない連絡をして、バックにミキサーと蜂蜜をつめてハウスに向かい、摘みたてミディトマトをぎゅうぎゅうに入れてからガガーーーとミキサーと攪拌してジュースを作る。
一番一番おいしいトマトジュースが出来ました!!
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この写真を撮っている時はみんなで大笑い!
何をしちゃってるの感があるのと、ミキサーがハウスにポツンとあるミキサーが寂しそうだから話しかけたくなります(笑)みんなでもういらないよーー!ギブするくらいガブガブと飲みましたねー!
でも渋みとか酸味がまったくなくてフルーツのようで飲みやすい!
今でも忘れられない思い出です。
真面目な話をすると、トマトジュースをその場で作るという行動のミラクルは、ひとつのきっかけとなるし、
色々な世界が広がる!だって今までにない発想ですから色々とこれから活用できるチャンスになります!

普段の農家さんはこんな出来事ばかりでなく、ひたすら作物を作ることが仕事です。
私で言えば、スイーツのことを考えるのが仕事です!
その状態からプラスすることができるのは、ラッキーでもあるし、今後がさらに楽しみに。
展開する・繋がる・仲間という関係も自然体で有りたいなといつも意識しているのです。

もうすぐ石井さんのトマトがまた赤い実をなる時期になります。
私のスイーツが今期はいくつ誕生するかな?もうイメージはいくつかありますのでトマトの収穫時期が楽しみです。
今期もまた何か仕掛けることができたら楽しいなーー!!
さて。何しようかなー!(笑)

 

そして、次回の回の登場は、、、と先に話してしまいますが
八女市にある製粉会社の田中製粉さんです。
実は今回の真っ赤農園の石井さんと田中製粉の田中さんはあることで繋がりがあります。
私は予想外の繋がりにびっくりするのと、こんな風にみんなが横に繋がったら楽しいなと
ワクワクする繋がりでした。
その繋がりから色々なところへ見学に行ったりして、とっても楽しい日々も過ごせたのでした。

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トマトと小麦粉の繋がり。
さてなんでしょーか?この写真からも、何してるのかい?と思えるものです。
このお話は次のJOURNALと美味しい旅の途中(裏)にて。
ホントにワクワクするーーーー♫

 

 

 

いちじくが繋げた美味しい関係。

美味しい旅の途中(裏) | update_

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ボナボヤージュの主人公、スイーツプランナーの山口真理です。
JOURNALはライターさんに私の素直な気持ちを代筆してもらいました。JOURNAL
毎回裏話をお伝えしていくような 何か面白い部分も公開出来たら楽しいかも!
とwebディレクターさんと話が盛り上がり、ついに実現してしました~♬
面白おかしく裏話!では始めます。

 

まずはこの話をしないと始められない。

この日は薄雲り。
今にも雨が降りそうなので急いで取材を!と暗黙の了解で急ピッチで行ったのは言うまでもないのですが、いわくま果樹園の岩隈君はサービス旺盛なのでいちじくが食べ放題(笑)じゃないのかというくらい後から後からいちじくを持ってきます!

・・・・・。はい、うそです。そんな訳はございません!
いちじくを少しでも多くの方へ渡るように毎日毎日大切に育てていますから
私としても農園にうかがったとは言えど、むやみやたらといちじくは食べてないません。
取材チームもこの日は別のところで採ったみかんも併せて、最後にきちんと購入をしています。

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さりげないですが、それも信頼関係の1つになるのです。
シビアなことを言えば、農家さんは、この食材でご飯を食べてるのですし
私は、この食材を購入してスイーツを作り、その先にいる方々に喜んでいただき収入を得る。いちじくは私たちにとって「ご縁の宝石」です。
あぁ。めちゃくちゃかっこいい言葉を言ってますが、この関係線が私のスイーツ作りに大切なことです。

と、、単なるまじめに気持ちを語り、このいちじくを使ってきれいにスイーツを作りました報告だけではつまらない!!ということで、この日に起きた秘密のお話をここからは公開です。

 

特技ともいえるお話し(笑)

この日はいちじく畑とみかん畑に行ってるのですが画像では確かに曇り。
雨は、、、実は少し降り出してました(ポツポツポツ)。そして、その後のアトリエでもスイーツ作成の取材の際には、、、、、

大雨(ザーーーーーーー)

に変わってました(笑)
アトリエに入ってから取材チームみんなで、「ギリギリだったー」「危なかったねー」という言葉がちらほら。
そして何よりも「真理っ。すごいなーー」と言う方もいるのです。
私を知らない方は意味が不明かもしれませんが 実は、私は驚異の雨女です。過去に何度も取材などに行ってますが、ほとんどが「雨」!
雨に濡れながら、手や体を冷やしながら収穫するなどという大掛かりな話になることもしばしば。
暗黙の了解で雨が当たり前だと取材チームでは思うようになっている雰囲気があります(笑)

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私の中でも訪問頻度が高いと思われる「いわくま果樹園」でも、
雨率はかなり高いですね。なんなのでしょうかね?どうしてですかね?
もうそろそろ伝説的なものは無くなってほしいですが、近頃は偶然じゃ済まない状況です(汗)
と言っても、そんな雰囲気はまったく感じないくらいな集合写真。
楽しもう!その気持ちがこの写真でかなり出ていませんか?一目瞭然ですよね。
実は半ば必死です(笑)
ですが「楽しむ!」気持ちを意識するのは自分の仕事のスイーツ考案でもとても大切なことで、そこがないのでは当然美味しくて私らしいスイーツは作ることはできません!その延長で技術なども付随していていく。
何事もつながっていると感じています。
だから、この取材も楽しむ!こ・れ・です!!!

 

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雨話に戻りますが、時には異変もあります!

今回の企画では2日かけて取材をしてまして、カメラマンがそれぞれ違う方が撮影。
別日の薬院てんてん市にて、いわくま果樹園さんが出店されていた時には本当によい天気。
太陽が眩しいっ!というくらいの輝かしい陽気で不思議な感覚。
お二人の笑顔に雨は負けたのでしょうか?この日のカメラマンさんが運気強いのか?
そんな簡単に雨女は負けるのでしょうか?(笑)
その話はさておき、このお二人!そして何よりも農家なのに岩隈君は接客業も合ってると思うのですよ。
自然に出るこのスタイル!
ぷぷぷ~!と私が微笑んでしまいそうでした。

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笑顔は人を繋ぎます。
実際には、すべての消費者の皆様が農家さんと直接接する機会が頻繁にあるものではないと思いますので、
話しやすさも相手からすればうれしいですよね。この人の物を食べたいと思うでしょうし。
この日もお客様が吸い寄せられていく様子をずっと眺めていたんですよ。

食は人を幸せにします。特にスイーツは体のというよりも心の栄養だと思ってます。
私のスイーツを食べる人も教わって作る方も、最後は笑顔になって欲しい。
それが一番の願いです。なーんてちょっとカッコつけてしまいましたけど。
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いい笑顔でしょー!
既にfacebookにてカメラマンさんが公開されている画像なのですが
初めて見た時は素敵だ~!と喜んでました。
こんな風に食材でつながる先にはいつも笑顔があるといいなと 思った1枚です。
他にもまだまだ見せたい画像がいーーっぱいあります!のちに公開する日があるかもしれません。
笑顔笑顔と繰り返してますが、
ホントに楽しい時間を過ごしたなーと、その時を振り返りながらこの文章を書き込んでいます。
単純ですがこのように食を楽しみながら仕事をしていたいんです。
もちろん普段から食べるときにはワクワクしながら「いただきまーーす」と言って、食べたら「おいしかったぁ!!」と笑顔でいたいと思いますね。なんの話ですか?と突っ込まれそうですが、その基本が美味しいスイーツを作る基盤になっていきます。
澄んだ心をもつこと。素直になればなるほどスイーツに反映され完成度が上昇します。
スイーツという作品は必ずその作者の気持ちが反映されます。
なのでいつも作るときにはスイーツのことだけを考えてテンションは高めに!
ちょっとした心がけです。

 

これでもスイーツの専門家です(笑)
今回のJOURNLで公開しましたスイーツは、「いちじくのアップサイドダウンケーキ」。型の底に生のいちじくやナッツなどを敷き詰めてアーモンド生地を流し込んで焼く。
焼きあがった時には底の部分が上になりますので「アップサイドダウン」です。
実は、この出来上がりはいちじくの性質で生で焼き上げると色が焦るために、ケーキの上に焼いてない生のいちじくを飾って色味の調整(見栄えの調整)をしています。

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言われないとわからないからくりかもしれません。
こんな部分もアイディアなのです。
ではこのいちじくをセミドライなどで作成すると、味の深みのある甘さと食感の硬さがあるので、うるおい感が損なわれて食感の程良さが変わり、岩隈さんのいちじくのイメージが変わってしまいます。
今回のスイーツ生地と合ういちじくの使い方はいちじくの濃厚な甘みではなく
すっきりとした甘みで、あっさりと食べれる焼き菓子として作成がベストだと判断しています。

素材とスイーツの関係

どんなケーキを作ろうから始まるのではなく
まずは素材があり、その素材が引き立つスイーツはなんだろう?
そこからがスタートラインとなります。

 

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私のスイーツを作る過程で、自分のアイディアを起こすための1つとして、
ときには農園で作物を眺めたり、土に触ったり、太陽の光を浴びたり、笑ったりしながら農家さんと会話をする。
作物にもじっくり向き合う。それも1つの材料になります。気持ちがわかるようになると、スイーツにどんな風に取り入れるといいのかのアイディアが浮かんできます。ちょっと普通のお菓子の専門家とは違うかもしれません。
それも私らしいかなと感じています。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。
ライティングは苦手でして苦労しておりますが私らしく続けていきます、、(笑)

 

 

© 2015 Mari Ymaguchi